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環境省の不法投棄等の支障除去等事業に対する財政支援(産業廃棄物適正処理推進センター基金)への出えんに協力いたしました

当基金は、不法投棄の原因者が支障除去等の措置をとらず、やむを得ず都道府県等が支障除去等を行う場合に役立てられます。

 

廃棄物の適正処理は、排出事業者に課された責任であり、良好な生活環境の保全や、地域循環共生圏の構築にも資するものです。

 

不法投棄の未然防止のために、国及び都道府県等では、規制・監視を強化していますが、不法投棄の撲滅には至っていません。生活環境保全上の支障が生じ、原因者等が不明な場合には、都道府県等が代執行を行いますが、その費用にこの基金が活用されます。

 

近年、基金残高における産業界の負担分が減少し続けていて、毎年度支援できる額が目減りしており、大きな事案が発生した場合に莫大な費用が必要となるため、基金が枯渇することが懸念されます。

 

補助ができずに支障除去が滞ると、環境汚染のリスクが高まり、周辺地域のコミュニティの破壊や風評被害等の社会的な影響も大きくなります。また、不法投棄問題が解決しないと、都道府県等による流入規制強化やそれに伴う処理費用の高騰など、適正処理を進めている事業者への影響も懸念されます。

 

弊社は、安全・安心な地域社会の維持に向けて、昨年に引き続き基金への出えんに協力いたしました。

 

詳細は、環境法のHPをご参照ください。