ブックタイトルアクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

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概要

アクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

地方に産業と雇用を生み出す特集1同時に、疲弊が進んでいた地方にも、活力に富んだ産業と雇用の場の創出という大きな希望の火をともした。いずれも焼却炉から出る蒸気と排熱を究極までリサイクルすることで可能になったもので、農林水産業や食品業、バイオ産業、医薬品・サプリメント・化粧品産業など、地域によって多彩に展開していた。松川の説明では、エコビレッジの数は全国で100を超え、国も政策として推進していることから、今後、さらに増加が予想されるという。1971?1980高齢者の自活に十分な収入「こんな面白いデータもあるんですよ」松川が見せてくれたのが、厚生労働省がエコビレッジで暮らす高齢者を対象に行った調査だった。それによると、エコビレッジ内の高齢者のほとんどが農作業や食品工場などで働いて月々の収入を得ており、現役時代にかけた個人年金と合わせると、子供や公的な保護に頼らなくても十分に自活していけるのだった。さらには、働くことで人から頼りにされ、販売で消費者とふれあう機会も日常あること27