ブックタイトルアクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

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概要

アクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

特集1近未来ストーリー●エコビレッジが日本を救う松川は、エコビレッジ壬生の50周年記念誌をキャビネットから取り出してきて2人に見せた。「あっ」記念誌の年表の1ページ目に掲載された写真に、目が釘づけとなった。社屋のゲートわきの支柱に埋め込まれた銘板には、「アクトリーR&Dセンター」と書かれていた。「灯台もと暗しとは、まさにこのことだ」その言葉をぐっと飲み込んだ土井隊員の顔はすっかり上気していた。無理もない。自分たちの会社が58年後の日本に光明をもたらしていたからだ。エネルギー回収に革新的技術エコビレッジは、資源小国・日本が常に直面してきたエネルギー確保の課題に、廃棄物の焼却と太陽光発電という新たな解を示しただけでなく、エネルギー回収技術の分野でイノベーションも起こした。それは、熱電発電やバイナリー発電、バイオエタノール燃料、蓄電池などであり、日本発の付加価値の高い技術が世界をリードする形となっていた。26