ブックタイトルアクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

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概要

アクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

栃木県壬生町の施設が第1号特集1じ人口4万人を維持しており、松川は「今から約50年前、全国に先駆けてエコビレッジができたことで、農業を中心とする地場産業がいち早く元気を取り戻し、それに伴って壬生に転入する人口が年々増加していったのです」と話した。「えっ、そんなに早くからあるんですか!」2人の大きな声に、松川のほうが驚いた様子だった。逆算すると、エコビレッジ壬生の誕生は、2013年からわずか8年後の出来事だったからだ。1971?1980焼却炉メーカーの実験だった「焼却炉メーカーが壬生町に2基の焼却炉を設置し、ビジネスとして廃棄物処理事業を進めながら、エネルギー回収技術の開発などの実験をしたのがそもそもの始まりだと聞いています。最初は産業廃棄物だけだったそうですが、やがて家庭ごみ処理を多くの自治体から受託し、安定的なエネルギー源が確保できたことで、温室や植物工場、加工施設などの建設に着手し、今日のエコビレッジの原型ができ上がったのです」25