ブックタイトルアクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

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アクトリーの歩み 特集① 近未来ストーリー エコビレッジが日本を救う

特集1近未来ストーリー●エコビレッジが日本を救う越Jr.は施設長の田中に事情を話し、説明のバトンを渡した。笑顔で迎えた田中は、見学室に張られたパネルを指差しながら施設の概要を紹介した。それによると、施設内には1日100トンのごみを処理する焼却炉のほかに大規模なスマートソーラー(太陽光追尾型発電パネル)が設置されていた。家庭ごみも民間委託で処理焼却炉では、周辺自治体の家庭から出る一般廃棄物と産業廃棄物を混合して焼却しており、田中は「以前は日本では自治体が家庭ごみの処理を担っていましたが、財政難が続いて焼却炉の維持管理コストの負担に耐えきれなくなり、民間に委託するようになったんです」と話した。土井隊員は、日本でもごみ処理の自由化が進んだことに驚きを隠せなかった。「そうでしたか。でも、民間がやるとなると、地元住民などから『迷惑施設は絶対反対』なんて言われませんか」「そりゃ、これまで通りの処理施設なら反対運動18